毎度です。 ちょいちょい進めております。
まず、フォークをレーサーの物にするのでメーターギアは、定番のホンダ系、ドライブスプロケ部分からの取り出しにします。 カバー類はノーマルで。との事で、STDカバーにギアのベースをこしらえます。
ここは微妙に斜めっているので、厚みのある板を溶接し、フライスにて座を作ります。 基本的には鋳物(溶接を前提としていない鋳物)は溶接性が良くないのですが、力のかかる部分ではないので、良しとしましょう~。 多少条件を良くする為に板材は5083材を使います。
たまに、クランクケース・ケースカバー類を溶接して!と言われますが、鋳物の溶接って難しいんです。 というか、やってみないと解らないんですね。着くかどうか・・。
鋳物って解りやすく言うと、スポンジなんですね。 気泡やら不純物やらでイッパイな訳です。 そこに熱を加えると、空気は膨張、不純物は表に吹き出てきて、溶棒が乗らないんです。 やった事が無い人は「乗らない」イメージが全然解らないと思いますが・・・。
でも、意外と何事も無く溶接できる場合も有るんすよ~。 これが「やってみないと解らない」なんですね~。
画像のケースカバーは意外と問題なく溶棒は乗りました。 ちょっとした溶接方法が有るのですが、細かく説明しても解る人は少ないと見て、ここはスル~。
んで、ギアを回す機構はナットにボスを溶接し、溝を掘ってクルクル回します。
溝は広めに掘っていますが、カバー自体はバカ穴なので、軽い芯だし作業は必要ですね。(意味解るかな???)
この車両のオーナーさんが、また「コダワリ満載」な方なので、こちらもやる気が出てきますね~。
「燃えてます!」(青梅街道沿い限定)。
今日はこんな感じで。 ではでは、ばいなららないば。
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