M様-SR400③。


こんばんは~。  さてさて、今回もM様SRの作業報告です。

今回はキャリパーサポートを製作しました。 オーナーさんの希望で、材質は7075材です。
過去に75材の削り物でクラックが入っている物を何個か見ているので、「念には念を」という所で全ての角には角R(3R)をつけて削りました。 剛性も考え、あえて肉厚にしています。  

サポートはできるだけシンプルに造りたいのですが、剛性を考えると形状がゴツくなるし・・・。バランスが難しい所ですね~。

「キャリパーサポートの剛性」って言われ始めたのが、「もて耐」が始まってからのような気がします。
200キロ後半のスピードから、重たいバイクでフルブレーキング!!!。
「タッチがフニャフニャになる」とか「ローター歪んだ」等々、いろんなトラブルを聞きましたね~。

特にモテギはブレーキに厳しいサーキットらしく、MOTO・GPでも「モテギ用ローター」が存在するようで・・・。

あと、みんな付けてたオーリンズの倒立(30万位の)のサポート形状が、でかいローターを付けるとタテ長になってしまってさらに条件悪くなって、剛性がないとダメ!って話になっていた様な気がします。
「15mm厚の75材で、肉ヌキ一切しないで!」って言われてサポート造った記憶がありますね~。

今は日本人の「至れり尽くせり」精神で、色んな車種とブレンボ用のサポートが、かなり安く手に入る時代で、強度上問題ないのは当たり前なので、今度は「剛性」って所も、気にして選んでみるのも良いかもですね~。

しっかし、今のサポートは安っすいですよ~。一台分で1万円切るって・・・・・。 何個作ってるんだろ?。

思わず「自分用のなら・・・・」なんて手が伸びそうな今日この頃です~。なんつて~。

本日は以上です。  ではまた~。


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