SHELBY COBRA CSX4000 マフラー製作①。


毎度こんばんは~。

へ? 黄金週間? なにそれ? な、フジタケです。

連休中は、とてもご来場が多いので、コーヒーの空き缶がものすごい勢いで増えていく週間。 

でもあります・・・。

さてさて、今回は四輪のお仕事で、コブちゃんのフルエキ製作です。

初のフルエキ仕事。 手間の読みが甘く、えらく時間がかかってしまいました・・・。  

コブラと言えば、両サイド出しのマフラー。というイメージですが、
その昔、ストリートモデルという車があったそうで・・・。

そのストリートバージョンのマフラー造って! というオーダーです・・・・。


コレがストリートバージョン・・・・。

できればオリジナル(本物)をお手本にしたい所ですが、オリジナルの資料はなく、
各コブラショップが造った、後ろ出しマフラーの見本を参考に、行ってみる事にします・・・。

聞いた話のよると、オリジナルのタコ足は、もっとシンプル(適当)らしい・・・。 
「サージタンクみたいな感じ」、だそうです・・・・。   

まぁ、1960年代の車ですからねぇ・・・・。

コブラと言う車両は、世界各国にレプリカメーカーがあり、そのメーカーにより、
各部の造りがゼンゼン違います・・・。

なので、その車両に合わせた単品製作が必要になってくる。わけですね~。   

仕事は尽きません・・・・。

ではでは、行ってみます。


アメリカの「マクラスキー社」で作った見本がコレ。

なるほど・・・。  こんな感じでよろしゅうござんすね?

と言うわけで、製作開始です。


まずは左バンクから。

すでにタイヤハウス内のプレートは貼られ・・・。 どこからも手が入らず・・・・。

手が入らないどころか、 目視できるのは、上からと下からのみ・・・。

さらに、ステアリングシャフト・フットボックス・マスターシリンダー類・・・・。 スペースキツキツ・・・・。

さ~て、どうしますかね~・・・・・・・・。


ショップさんが気を利かせてくれまして、フォード用へダースを準備してくれました~。

おかげでフランジを造る作業がはぶけました・・・・・。  

使えるのはフランジだけ・・・。とも言えます・・・・。


まぁ、とりあえず、1本、基準を造ります。 この基準造りが、えらく苦労・・・・。

点付けして、フランジ止めてみての、パイプの出方を、何回も何回も繰り返し確認・・・・。 

なんせマジックで印をつけることすら~できず・・・。  人間、腕が2本しかないモンで・・・。

んで、なんとか?無事に?、1本の基準が完成~。

この基準から、他のパイプを合わせていきます・・。  ステアリングシャフト・シャーシ・ブレーキ配管、等々。

干渉部分を目視で確認。 ソレを、治具上で、妄想しながらの配管です・・・・。


2IN1はこんな感じで・・・。


そしてこんな感じ・・・・・。
一応、爆発順番を考え、排気が干渉しないように集合させます。

排気効率。というよりも、スペース内で無事に排気ガスを後方に出す!って事を優先に・・・・・。

まぁ・・ストリートモデル・・・と言う事で・・・・・。 


そして、右バンクも同様に・・・・。  右側はスペースが沢山あって手も入るので、サクサク進めます・・・。

てなわけで。

この話は、とお~っても長いので、次回に続きます~。

ではでは~。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です