ホーシング、加工しました。

毎度で御座います・・・。

ついに寝苦しい夜がやって参りました・・・トホホ。　
しばらくの間、もう上しか向いて寝れません・・・。　　横向くと鼻が垂れて来るので・・・。　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あぁ寝不足の日々、　イヤになっちゃう　フジタケです・・・。

・・・さて。

今回の作業は、少しばかり　コア　な加工でございます。
一応、こんな事もしてます的な・・・。　そんな感じで御座います。

元々、四輪方面は詳しくないので、担当メカさんに、デフの構造を教えてもらいつつ、外しちゃいけないポイント等々を　勉強しながら、作業開始で御座います。

はい。　ホーシングを加工いたします。
では、レッツゴー。

という訳で、　フォード(？)のホーシングを　短く加工致します。
クルマの部品は、大きくて重い物が多いので、一人ではタイヘンです・・・。

飛びまして、　ドドーンと　治具が完成。　これがまた重たいのであります・・・。
デフケースのスタッドボルトから、寸法を追っかけます（しかない!?）。

色んなＢＫＴが後付けされているので、すでにホーシングが真っ直ぐではありません・・・。
ん～。　どこで帳尻を合わすのか・・・。　　考えドコです・・・。

そして、大胆に　カッツ。　　　もう　後戻りは出来まへん・・・。

先端のボス（ボスのみがアメリカで売っている!。スゴイ。）が、カットしたパイプ内径と　大きく違います・・・。　　
ハイハイ。ＤＩＹね～。　もうナレマシタヨ・・・。

肉厚が心配だったので、ＳＴＤを確認しました・・・。　　　意外と肉薄・・・。　了解！。

そして旋盤で加工です。　　内径の形状と肉厚を気にしつつ・・・。

軽圧入寸法にし、パイプを暖め、プラハンでガンガン叩き込みます～。
上下方向にプラグ溶接用の穴を空けときやした。
そして、平行度、垂直度を確認しながら、ネジを締め込み、治具をシッカリ固定です。

そして　ＭＩＧ（半自動）溶接で、完成です。　　取れないようにシッカリ目に・・・。

ＭＩＧは一発勝負なので、　セッティングが重要。なのでありますね～。
まぁ、たいがいはセッティングの出た頃に、作業は終了するのですが・・・（加工屋あるある）。。

以上、今回の作業。カンタンに言ってしまいますと、　「長さを詰めて先端にボス付けた。」　なのですが、　　
できるだけ正確に、間違いの無い方法を取りますと、以上のような大きな治具を造り、位置を細かく出し、と、　
とっても手間がかかるのであります。ゆえコストもそれなりに掛かってしまう。　　という事で御座います・・・。

という訳で、　今回は以上です～。

では、また次回。