毎度・・・? 毎、度・・・。 毎度!!!。 でございます。
気づけば、 もう、すっかり 夏。 夏 生まれの、 夏 オトコ。 フジタケです・・・。
青い空・・・。 青い海・・・。 白い砂浜・・・。 さ。 仕事しよ・・・・・。
・・・さてさて。
という訳での、今回の作業は・・・・・。 長いデス・・・。
まず、 CRF450のフレームに、 MD30のエンジンを搭載。
んでそのフレームに、ドナー車の、 CRF250の、 外装、足回り、もろもろ一式を移植しまして、1台を造る。
という作業になっちょります。
つまり・・・。 タイヘン!デっス・・・。
でもでも。 お仕事なので、ガムバリマっス!。
いかに「タイヘンだったのよぉ・・・」をお伝えする為、写真多め、回数多め、グチ多め、でお送りいたします・・・。
んでは、レッツゴー。
まず、スタートは、「ゴロン」と、ここからスタートです・・・。
前にも書きましたが、ワタクシの 簡単な基準 と致しまして・・・。
インターネッツで調べてみて、前例がある場合は、「 あ~この作業は理屈的に可能なのね~」
というのが、ありまして・・・。
つまり、今回の作業、前例がありました・・・。
ただ、今回のオーナー様リクエストは、「スイングアーム・ピボットと、クランクケースは同軸」で、ございまして・・・。
この条件が、今後の作業の大変さ、1,5倍(当社比)! になるとは、この時、知る由もなかったのでございます・・・。
つづく・・・。
つづきます・・・。
「同軸。」なので、 ケース側の穴径を、CRFのモノと合わせます~。 まずはココから・・・。
そして、毎度の、車体のセンターを、リアホイールから、追っかけます・・・。
スポークホイールなので、あくまで、ざざっと・・・。
余)スポークホイールってば・・・。
縦フレ、横フレ。は、気にすれど、 ハブに対してのリムセンター(車体センター)を、気にして組んでる人が、
少ない印象がありまして・・・。
ホンダのマニュアルには、「ハブのココから、何mmでリムを」って指示を見た事ありますが、ヤマハのマニュアル
では見た事無いんですよね~・・・。
ノーマルがあれば、ソコから寸法取れますケド・・。 単体で持ち込まれた時は、どうするんですかね???。
ぎもんだ~・・・。 なんてな独り言・・・。
そして、 そこそこ・・・ ぼちぼち・・・ がっつり・・・時間の取られる、採寸作業でございます・・・。
この時に、CRFとMD30のチェーンラインも確認。 ど真ん中に乗せるか・・・。 ちょいと横にずらすか・・・。
そしてそして、 スイングアームと、フレームとの納まり。 スイングアームとエンジンとの納まり、
エンジンとフレームとの納まり、確認しながら事を進めて参ります・・・。
集中~集中~!!。
いよいよ進めます・・・。
だって、進めないと終わらないのだもの・・・。と、心の片隅で思いつつ、ギックリに注意しつつ、中腰で進めます・・・。 (エンジンの中身が入っていましてソコソコ重・・・。)
「あれ? 前例があるワリには、引っかかりまくって、ぜんぜん納まらんぞ~ぉ・・・」の時の、写真でございます・・・。
どうやら、年式でゼンゼン形状が違う模様・・・。 トホホ・・・。
慎重に、確認しつつ、考えつつ・・・。 削りすぎない様に・・・進めます。
(いざ納まると、余計なトコロを削ってた・・・がち。 そんな加工屋あるある・・・)
納める角度、順番で、削らなくても、納まっちゃうんじゃないの~? なんて事も考えつつ、
中腰で、エンジンとフレームを、 35億・・・ 回ほど、こねくり回し、致します・・・。
そして、 まずは「同軸」に搭載できるまで、 ひたすら、ただ ひたすら・・・ぎゃんぎゃん 削り込みます・・・。
エンジンとフレームの クリアランスも、補強方法、パッチの当て方、 肉厚、等々、考慮しつつ、
フレームの中にエンジン入れたり、外したり、削ったりを、繰り返し致します・・・。 そう、中腰で・・・。
MD30 エンジンの、ドレンボルトが、 イヤラシイ~所に 来ちゃいました・・・。 むむむ・・・。
「まぁ~、フレームが薄皮一枚になった時は、 まぁ~、そん時考えよ~。」 精神で・・・。
同軸で搭載する為に、ここまで削り込みました・・・。 おもえば遠くに来たもんだ。
ここまで来たら、もう引き返せません・・・(だいぶ前から引き返せませんが・・・)。
「ふ~ん。 純正のフレームの肉厚とか、内部構造って、コンナンなんだ~。」何ても思いつつ・・・。
という訳で、次回は、 このポッコリ開いた穴を、 強度、剛性、対クラック、節税対策・・・。
イロイロ考えつつ、塞いで参ります・・・。
そんなこんなで、この作業、しばらく続きます・・・。 では、また次回~。
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