Tmk様、CRF450+MD30のエンジン乗せて、から・・・の作業。その⑨。


毎度でございます。

何だか急に肌寒い・・・。    調子コイて薄着で寝ますと、  明け方 寒くて目が覚める・・・。
                            体調管理・猛烈警戒注意真っ最中、 フジタケです・・・。

皆さまも、お気をつけあそばせ・・・。   
でもでも・・・  ひく時はひいちゃうのよね~・・・きっと・・・(弱気)。

・・・さてさて。
「CRF450+MD33の作業。」、の続き。 でございます・・・。

夏休みの宿題はギリギリタイプ。  メンドい事は最後にタイプ。 好物は最初にクチに放り込むタイプ。
(この話は後日ゆっくりと・・・)。  ・・・そんなワタクシめ。

苦労するであろう・・・キャブの取り付けは、最終盤戦に・・・。
(の合間にアイデア出るんでないかいな?の期待も込め・・・)。

という訳で、キャブレターの取り付け、進めます・・・。
ざざっと、あてがったカンジ、「う~ん・・・全~く付く気がしないわい・・・。」
位の スペースの無さ・・・。

イジイジ、 ブツブツ 言ってても、 やるっきゃない♪。 ので ひとまず 進める事に致します・・・。


まずは、各部を見渡しまして、ざっと作戦を練ります・・・。

わたし、金属加工屋なので、 ゴム系の加工(?)は 小5レベル・・・。
なもんで、ボックス側の、加工は最小限に留めたい・・・。  足す事はぜ~ったいムリなので、
「切り取る」レベルで済むような形状・方法・・・。 を考えます・・・。


という訳で、実戦開始でございます・・・。    まずはエンジン側から・・・。

オーナーさまに用意して頂きましたインシュレーターが、小さくて、キャブが刺さらない(後日、キャブ本体を加工するって事が判明・・・)ので、  インタネッツで、モーレツに調べます・・・。

すると、このSOHC・RFVC・250系エンジンで、  「セルが付いてて、左向き。」の、インシュレーターが、 「FTR250」用で存在する事が判明!。
「ヒャッホ~!」 とテンション上がりました~・・・んが、 メーカー生産中止・・・との事。   トホホ・・・・。

「しゃーない・・・造りますか・・・。」  モードに 切り替えまして・・・。
工場内に転がってるインシュレーターを、かたっぱしから あてがってみます・・・。  
てか、ほぼSR用しか 転がっていないという・・・。

結論。
VM時代のSRのインシュレーターが、ちょびっと加工で、ソコソコいいカンジ・・・。
という訳で、 新品を注文しつつ、 手持ちであった中古品で、ひとます作業を進めます~。


まずは、エンジン側、  穴位置と ポート位置、 大きさを採寸しまして、 CADで清書。
で、 チョキチョキして、 実際にあてがい、確認します・・・。


そして、その寸法からアルミ板を切り出します~。     
少し曲がってる、肉厚アルミパイプと合わせますので、 ポート形状と、丸パイプの形状を合わせます・・・。
で、こんなカンジ・・・。


インシュ側のプレートも 切り出します。
車体にあてがい、干渉具合を、おおよそ1兆回(フィクション)確認・・・しつつ、位置、角度を決めて
参ります・・・。
内径側からも溶接・・・。  のち リューターで仕上げまして、できるだけ、スムース・ボアへ・・・。
で、完成。


先々のクリーナーボックスの事を考えますと、できるだけ キャブの向きを下げたい・・・。
と、ガンバリまして、 セルモーターとフロートのクリアランスを ガンガンに攻めました・・・。

の結果、ケースのブリーザーが近くなりすぎてしまいまして・・・。
煙突を短くカットして頂く事で、了承して頂きました・・・。
(今私が作業するとゴミがケース内に入ってしまうので、エンジンO,H時に、カット。お願い致します~。)


さ、次。
ボックス側の加工を進めます~。  CRFは、スロー系とメイン系で、トンネルが2本・・・・。
スロー系は 必要ないので、穴、 埋めます・・・。
先々を考えまして、バンドが掛かる ギリギリまで、短くカット致します~。


穴埋めの「フタ」は、金属加工屋なモンで、 アルミでこさえます・・・。 ネジ止めにて・・・。


スキマは、化学のチカラで・・・。  ネジにはロック剤塗布。    穴埋め工事終了。


そして上から眺めます・・・。  
最短最短で、詰め詰めにしても このクリアランスで、現状めいイッパイです・・・。

・・・・進めます・・・。


何で、キャブを「下向き下向き!」にしたかった・・・と申しますと・・・。
この「丸の中」に 収めたかった・・・。 のであります~。
この距離で、「段地のアダプターは、ムリでしょう~。」って事で・・・。


進めます・・・。
まんず、キャブと同口径の、キャップをこさえます。 バンドの厚みも考えまして、この高さ。 デス・・・。
んで、紙テープで固定・・・。


そして、 ボックスを下ろして来まして、合口をケガキまして、キャップに穴を開けます・・・。
んで、溶接・・・。
ビードの幅すら、ジャマなので、 表側は「できる範囲。」まで・・・。


内側は、全周溶接します・・・。    んでっもって、完了~です・・・。
そりゃ~、「効率」を 考えましたらですね・・・。
段差は少なく、急激な口径の変化は 少ない方がイイに決まっておりますが・・・・。   

「だって、ショウガナイジャナイカー」と えなりかずき氏、口調で、クチを尖がらせつつ・・・。
ココロの中で、つぶやきます・・・。
すんません・・・。  現状、自分ができる、最善の「ガンバり。」 でっす・・・。


連結は、 口径の合った、 シリコン・ホース にて・・・。
バンド(に、アクセスするのもタイヘンな、キツキツ・スペース・・・。)も締めまして、
メンテナンス性の悪さも、 オーナー様に、ご了承。 頂きつつ・・・・。

取り付け作業。  完了でございます~。

という訳で、 何とか(何とかかんとか)、収める事ができました~。
ゴム系の加工って、どうすればイイんでしょう・・・???。
という 課題も 残しつつ・・・。   大きな造り物は、 コレで完了~。

次回は 最終仕上げの お話でございます・・・。

そんなこんなで。
また次回~。


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