まいどでございます。
ふと、さいきん・・・ 小さなモノを ちょいと 離し目に見ている事 を自覚・・・・。
そんな お年頃・・・・ フジタケです・・・。
インジェクションの時代、 「メインジェットの番手が見えなくてよぉ~・・」 なんてな 自虐ネタも、
過去のモノになってゆくのですねぇ・・・ あ~しみじみ・・・。
・・・さてさて。
今回も、「オフロードの883を造る。」の 続きでございます・・・。
我ながら、「ちょいと細かく説明しすぎかしら???。 ん???。」とも、思いつつ・・・。
飽きて来ましたら、ポチポチ 端折りますので・・・・。
そんなこんな な今回。
どうそ~。
と、いう訳で。
ダミーエンジンも降ろし、 ピボット部分をマジマジと観察しつつ。「どんな治具にすっぺかな~」と、
しゃがみつつ、考えます・・・。
コストも考え・・・、 シンプルにシンプルに・・・。
で。
よくよく見てみますと、エンジンマウント(4本)の座面が、機械加工されておりまして・・・。
スイングアーム・ピボット部も、穴・両端、と、機械加工されております・・・。
つーことは、理屈的、 エンジンは車体に対して 真っつぐ積んでいるはず。
スイングアーム・ピボットは、車体に対して 垂直なはず。
と、仮定(ハーレーダビッドソンを信じる。) しまして・・・。
どがん。 と、こんな治具にしてみました~。
進行方向、後方から、エンジンマウント用・ボルトを4本差しまして、治具のベースを固定。
ソコから両サイドに「壁」を、2枚 立てる作戦。であります~。
材料は、全面機械加工されている、「スタープレート」っていう・・・。
俗に言います、「治具用板(鉄)」を使っております。
下準備が省けまして、重宝 しちょります~。
スイングアーム・ピボット、両端面が 機械加工されておりまして・・・。
正確に2面幅を測れまして、
より「ビッタし」に2枚の壁を立てる事が できちょります~。 きっと・・・。
細かいお話・・・。
治具のベースプレートを止めるネジは、M10のボルト4本です・・・。
相手は インチ穴・・・。、 しかも エンジンマウントボルトって事で、フレーム側の穴は、ソコソコ、
バカ穴で、 しかーもー 不等ピッチ。 でして・・・。
で。
より正確性を上げる為、 まずは、フレーム・バカ穴に外径を合わせました、「ポンチ棒」を旋盤で製作・・・。
正確に「立っている」であろう、2枚壁で、ピボット部で挟み込み、治具のベースプレートに向けて、
「ポンチ棒」を 4連打。
でで。
のち、ベースプレートに4か所ネジ切り、 へて、2枚壁でピボットを挟み、 4本のボルトをポン締め。
で、作業終了まで、この4本は、一切「緩めず」 っと・・・。
そんなダンドリ、踏んドリます・・・。
あ、ポンチって 何だかわかりますかね・・・???。
そして、NEWピボット、両端にも、治具セット用カラーを、1/100代で 追っかけて製作致します~。
チャ、り~ん・・・・。
という訳で、 フレームに着手いたします・・・。
ココでも、ソコソコ悩みまして・・・・。
ホントは、ノーマルのピボット穴を、そのまま残しておきたかった・・・んでございます・・・。
切っちゃいますと、「その後の処理」が、ゼンゼン、(カッコイイ)イメージ湧きませんで・・・。
でも、切らなきゃ、 NEW・ピボットちゃん の 裏側が 溶接できんし・・・。
という、ココロの葛藤がありまして・・・。
で、ふっ飛ばしちゃいました・・・。
そう、 ノーマルの ピボット裏側は 溶接されちょりませんでした・・・。
(構造上、できないのですね・・・きっと・・・)
STD溶接部を、削って仕上げてしまったので、 念の為、 溶接で ナメます・・・。
溶接されていなかった、裏側も バッチリと・・・。
そして・・・。
クランクケース部、クラッチ・もっこし との干渉。
フレーム端面からの距離。
こんなモンじゃろーて・・・という根拠のない自信。
イロイロと加味しつつ・・・、治具板に NEW・ピボット位置穴。 開けます~。
あとは、その穴位置に向かって、フレームを 削り合わせてゆきます~。
それはそれは~、 もう。 削っては合わせ、削っては合わせ、削っては・・・・。
の繰り返しでございまして・・・・。
21世紀になりましても、 地味ーな作業・・・。 で御座います・・・。
削りすぎ大敵。
そしてそして。
ちょっとした「抵抗」位の、シャフトの入り具合。で、止めまして・・・。
できる限りの、「点付け溶接」を 致します・・・。
で、無事、くっ付きました~。
裏側は、 強引に、もう意地で 何とか 「全周溶接」致しました~。
きっと、千切れ飛んで行く事はないはず・・・。 きっと・・・。
のち、上下に 補強の為の板を 貼ってゆきます~。
という訳で、 今回は以上で~。
まーだまだ、続きます・・・。 宜しくお付き合いを~。
ではまた次回。
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