新V-MAX、リア・キャリパーサポート製作、パートⅡの巻。


まいどでございます。

扇風機 に向かって 「あ~~~」 と、やる様に・・・。
手に持った、 サイレンサーの 入口 に向かって 「あ~~~」 と、やる確率・・・、 120%・・・。

そんな少年のココロ・・・     フジタケです・・・。

さてさて・・・。
今回は、 「新型V-MAXのリアサポート、つくります。」 の巻。 でございます・・・。

なんでパートⅡ?。 かと申しますと・・・。
前に、2POTのキャリパーで サポートを製作させて頂きましたが・・・。 いかんせん・・・・。

という事で、 今回は 4POTの ラジアルマウント方式の サポーツを 製作して参ります・・。
オーナー様 リクエストは、 「キャリパーは上側。 で、前倒しでスイングアームに近く!」 であります・・・。

では、 れっつらゴー。


まずは いつも通りの 採寸作業から・・・。  で、CAD上で 設計・・・。
位置関係、形状のデザイン 等々、 確認しつつ、 ある程度 アタマの中に 入れていきます・・・。

ここで、当方で加工できる形状を考慮しつつ、「イグない?」と思われる、外周のラインを 決めていきます・・・。
NCの機械でしたらね・・・ Rの大きさとか、刃物の走らせ方とかとか、 自由度・無限大。ですけれども・・・。  
汎用機械で ガンバリマっスル。


そして、 スーパーアナログ作業・・・  ケガキます・・。 
で、 まずは 穴あけから、長ーい戦いが スターツ・・・。


次に、外周をカット・・・。  時間を掛けまして ていねいにケガキ線、ギリを走らせつつ 切り出します・・・。
のちの作業が、楽になりやす。

まーぁ、 イロイロ 考え事するには、とってもイイ時間・・・。  
結果的に、 アマゾンで浪費する訳ですけれども・・・。   「買っちゃえー。」 と・・・。


どがーん と飛びまして、外周と、ひとまずの厚み方向を 仕上げてしまいます・・・。
ここからが 悩み所・・・。   
どーやれば、見栄えよく 肉ヌキできっかなー???  と。  手の中でこねくり回しつつ、 一晩かけて考えます・・・。

結構、行き当たりバッタリ であります・・・ね。

追加で治具も作らず、今ある道具で、 そこそこ(バリバリの)の 「やった感。」 を出すには・・・。    むむむ・・・。


で、一晩考えた結果 こうなりました・・・。   
イイ意味での 「手作り感。」 と 感じて頂ければ これ幸い。 でございます・・・。


裏側は こんなカンジです・・・。   今回は イジくり倒さず、シンプルに・・・。


で、ノーマルのパネルの位置決め。  考えます・・・。  
本体の肉のないトコロなので、板モノで 別で製作・・・。  のち、M5の皿ビスで止めます。
一応 SUS材で・・・。


コチラも、 配線を 「おんぶ」 する ステーも 別途で製作・・・。   M5の皿ビスで止めます・・・。 
SUS材にて・・・。


そして、装着~。  こんな 塩梅で付きます・・・。
電気の仕組みが満載の車両は、面倒を見る部分が多いですばい・・・。


という訳で、 最後のさいごに、キャリパーを止めます、M10のネジを切りまして、無事完成でございます~。
問題無く付いてヨカッタ~。

ちなみに、ミイラになってるキャリパーは ベルリンガー社製でございます・・・。
このキャリパー、座面が 「角い」 ので サポート側も、「角く」 合わせました~。

のち、黒アルマイト処理いたしまして、 納品させて頂きました~。  ありがとうございました~。

という訳で、今回も、削っては悩み、削っては悩み、の繰り返しでございました・・・。
行ったが最後、 後戻りはできまへんので、 より慎重に・・・。
まぁ。悩みつつ削っていくのも、楽しい部分であったりする訳ですけれども~・・・。

そんなこんなで。

ではまた次回~。


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コメント

“新V-MAX、リア・キャリパーサポート製作、パートⅡの巻。” への1件のコメント

  1. Daiのアバター
    Dai

    Unknown
    今回も匠な仕事、ありがとうございました。
    かゆい所に手が届く御社の製品、いつも感心いたしております。
    暑くなりますが、頑張ってくださいm(__)m

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