まいどでございます。
雨季、まっただ中・・・。
機械は錆びるし・・・、 材料は錆びるし・・・、 鋳鉄ローターは錆びるし・・・、 おなかは減るし・・・、
工場内、キャパ・オーバー状態で、 家庭用除湿機 全開運転中・・・ がんばれ除湿機。 フジタケです・・・。
そろそろ太陽熱望中・・・。
・・・さてさて。
今回は、「ベント・350. イロイロ加工。」 の巻。 でございます・・・。
ドカティのシングル、 「450デスモ」 とかは、 聞いた事とか、ちらっと見た事はあっても、
ベントさんは 完全お初。でございます・・・。
じっくり観察してみますと・・・。 国が違えば、考え方も しくみも違う? と申しますか・・・。
「できる事、やる事、満載!」 っといったところでしょうか・・・(ほめてない)。
という訳で・・・。
今回は オーナー様に持ち込んで頂きました、部品の取り付け。と、その他ちょこちょこ作業。を 進めて参ります~。
まずは、キャブレターの取り付け作業から・・・。
スズキ・ボルティ用の CRスペシャルを、インシュレーターを新規製作しまして、装着致します・・。
流用します車種を限定してしまった方が、 スピゴットの形状と ゴムのインシュレーター部分が、
「ばっちし」 なわけで御座いまして・・・。 結局ラクチンです・・・。
エンジンとの間には、 紙ガスケットではなく 太めのОリングを噛まします作戦です。
エンジン側の座面が機械加工されていませんでしたので、太めで たくさん潰す。 イメージだす。
どがーん。 と、飛んで、完成です・・・。
ほしい内径のパイプですと、 エンジン側の取り付けボルトピッチが 狭くてですね、 肉厚足りなくて、
内側をビードで盛ったりと・・・ ソコソコ苦労致しまして・・・。
付いちゃえば、なんてことは無いんです ケドネ・・・。
続きまして、ガソリンタンク 装着致します・・・。
なかなかの板厚で 出来ておりまして・・・。 高さ、幅、ライン、穴位置、すべてが アン・シンメトリーでございまして・・・。
なかなか、ファンキーな タンクでございます・・・。
まま。 右から、左から、を同時に見れる人は居ないんで、フレームに乗っかっちゃえば わっかんないんですけど・・・。
で、まずは キャブを変えて出来た、干渉部分を、ぱっくりカット致しまして・・・。
で、支えるBKTを 安心のラバーマウント で製作・・・。
破損する時のきっかけって、おおよそ 「曲げ」 部分が多いので、「たて補強」を曲げ部にオーバーラップさせまして、
きっかけを散らします・・・。 そんな製作者のキモチ・・・。
で、こんなカンジ。
そして、フレーム側に、BKTを バチバチっと くっ付けます・・・。
タンク内側と、フレームのクリアランスを、バチバチに詰めつつ・・・。
(タンク下ラインと、エンジンとのスキマを 極力へらしたいんでございます・・・。)
前側、完了・・・。
後ろ側は、 フレーム側にもベースをこさえつつ・・・ フツーなカンジで、取り付け完了。 でございます・・・。
タンクの位置が決まりましたら、 カットして ぽっかり 開いたタンク裏を フタします・・・。
極力、溶接個所を減らす為に 出来るだけシンプルに曲げまして、のち 余分な部分をカット致します~。
ちなみに、鉄の SPC板 1.2mmで行っております・・・。
そして、バチバチっと 完成です。
最後に 漏れチェック致しまして、 オール・フィニッシュ でございます~。
次。
ガソリンタンクが短くなった(?)のと、 マフラーのステー位置の関係上、ステップバーの位置を 前側に 動かします・・・。
(なぜか、ノーマル状態でバーの取り付け位置が2か所ある。という親切設計。 STDは後ろ側ですた。)
ブレーキ側は、やっかいな機構のマスターシリンダーがついてまして・・・。
フレーム側の取り付け構造を、新規に製作し直す必要がありまして・・・・。 で、無事移動完了。
踏んづけた先にマフラーがあり、 ペダル高さが制限されちょります・・・。
シフト側は、 ロッドを 短く加工して 完了~。
ブレーキ側の、こねくりまわし量 を考えますと、 とっても ラクチン・・・。
そんなこんなで 今回は以上で・・・。
次回へ、続きます・・・。
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