ルノー5・ターボ。 インテーク・マニホールドの製作。


毎度でございます。

毎年、コノ時期。 お年玉付き年賀ハガキの 当選番号に、ドキドキしつつ・・・。
                  今年も異常なし・・・。     きっと、何時かは・・・。 フジタケです・・・。

切手シートは、モウアキタ・・・。

・・・さてさて。

今回は、久々の四輪仕事。   ルノー、サンク・ターボの、「インマニ」を製作いたします~。

まず、見本のノーマルに向かって、「コンナ感じ、コンナ位置に、インジェクターを付けたい~・・・。」
という、ザックリ指示の元、 当方、四輪関係、あまり詳しくないので、外しちゃいけない部分を、打ち合わせで
確認しつつ、作業開始で御座います~。

今回の作業。 図面もなく、寸法指示もなく、なので、コストも考え「最低限、機能する。」を重視して進めます。   
メーカー系(寸法指示のある)のお仕事の場合、 寸法を出す為の、段取り。シッカリとした治具。等々、イロイロと、
コストを掛ければ、カンペキな物(寸法の出た)。が出来ますが・・・。

最低限の機能。を考えますと、最優先する寸法。 別に多少ズレてても、まぁ、問題ない寸法。を考え、
最低限の段取り、最低限の治具。で進めて、コストを抑える。という部分も考えて参ります~。

そんな製作者の、心構え・・・。

説明多くてスミマセン・・・。  今回は、文章マシマシ目?。 でございます・・・。


という訳で、まずは、 フランジ+バナナ+さし込み口。 までを、STD寸法で製作します~。

STDの様に、4連にしますと、溶接構造も有り、ピッチ寸法を出すのが、きっとタイヘン!。
という訳で、2分割で進めます・・・。

そして、カンタンな、位置決め治具・・・。 


板で、カンタンな、ガバリを 造りまして・・・。 コノ通りに切れば、バッチリ合っちゃうぜ~。
作戦です・・・・。

ま。世の中、そんなにカンタン では無いのですけれども・・・・。


そして。  無事に、フランジ+バナナ+さし込み口。は、完成しまして、次の工程に進みます・・・。

「インジェクターの角度・・・。 こんなモンかな~?」 と、SPL高精度にて、角度が決定されました・・・。
一応、 インタークーラー、デスビ、等々の、「干渉物。」 も、アタマの端っこに 置きつつ、考えとります・・・。  
念の為・・・。


インジェクターのカラーが納まる、穴を加工します~。
できるだけ、治具なし。 と考えますと、下準備(穴あけ)を ていねいに精度よく進めます・・・。

軽圧入くらいまで、攻められると、のち、溶接しても、寸法のズレは 少なくなるぞ。と信じて・・・。
ガンバリどころ。でございます・・・。


そして、カラーを 4個、造りまして、 作業の一日が終る・・・。    そんな感じで御座います・・・。

解りにくいですが、 ポート内の出っぱりを考え、前もって カラーを斜めに削って置きました・・・。


次の日。 溶接しまして、コンナ感じです・・・。  だんだん、っぽくなって参りました・・・。

裏ビードの事も考え、カラーの肉厚も厚めに・・・。 という、製作者の、お・も・て・な・し。の心・・・?。


どんどん、進めます。  次に 燃料のデリバリー側を製作していきます。

こちらも、構造を考え、ザグリを機械加工しまして、治具無しで、ピッチ。高さ。を出してしまおう~作戦です。


次に、鉄でインジェクターのダミーカラーを造りまして・・・。
デリバリー側と、本体側の、ステーを、どんなしくみにするか、考えます・・・。

カラーは、ステーを溶接する際の、治具。的な意味もありつつ、でございます・・・。


ここで、超~ 悩みます・・・(ました)。

治具なし+後加工なし=、 溶接後の歪み分を、後で修正が利いて、ちゃんと機能するしくみにするか・・・。
しかも、造りやすくシンプルに。=低コスト・・・。 見栄えもソコソコに・・・。
峠の釜めしの「あんず」を、どのタイミングで、クチに放り込むか・・・。

いろんな事を、ぐるぐる頭の中で考えつつ・・・。  考える時間・・・ プライス・レス・・・。
い、いや。 少々ほしい・・・・ナ。    なんて思いつつ・・・。


そして、結論はこんな感じに、してみました~。

最悪、あとの微調整は、現場のメカさん。 宜しくお願い致します・・・・。
あとは、インジェクター側の、Oリングのポテンシャルにも期待♪。


という訳で、STDと並べてみました・・・。

本来、有るべき所ではない所に、持って来ちゃったので、他の部品との干渉が、多少心配ではありますが・・・。
何か有った時。 何とかする・・・。 覚悟は出来ております・・・ので。


最後に、ナット・ボルトの座面を 機械加工しまして、やっとこ完成。 でございます~。
サンク・ターボのSTDより、高性能でありますように・・・。

という訳で、今回の作業。
インジェクターのゴムの潰し具合なんかも 考えたり、確認したりと・・・。
イマイチ自分がわかっていない部分に関しては、少々時間も掛かりましたが、とても勉強になる作業でありました。

また一つ、自分のスキル。 上ってしまいました~。 きっと・・・。

そんなこんなで。
これまた、大変お待たせ致しました。 有り難うございました~。

では、また次回~。


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