ラジエーターの取り付け加工。 その①。


まいどでございます。

戦艦大和の 主砲を削った旋盤を、 呉まで 見に行くタイミングを 見計らってる 金属加工屋、 フジタケです・・・。

金属加工屋。 ですもの・・・ね?。

・・・さてさて。
今回は、ちゃんとお仕事内容。  ラジエータの取り付け加工。 致します・・・。

もともと装着されておりましたラジエータが、腐食とキズで 何だかみすぼらしい・・・。
という事で、 オーナー様にラジエータ本体を 準備して頂きまして、ちゃーんと取り付けて参ります~。

という今回になっております・・・。


という訳でさっそく・・・。
フォークを前屈致しまして、クリアランス確認いたします・・・。
たぶん、NSR250用ラジエータが、元々単体で付いておりまして・・・。
2個つけるので配管が変わります・・・。


まずは上側から・・・。
アルミのアングル材のブラケットを、タッピングビスで止めていた部分を作り変えます・・・。


でこんなカンジです・・・。
ラジエータ側のステーはそのままに、ブラケットを新造 致しました~。


でひとまず、つけるもう1個をあてがいまして、 タイヤ、カウルとのクリアランスを考慮しつつ、
「どんなステーを作ろうかな???」と考えます・・・。 


で、上側ラジエータはこんなカンジです・・・。
ボルトナットは「なんだかなー」なので、鉄のすべり止め付きナッター(?)打っときます・・・。
工具がひとつ、減りました・・・。

L字に曲げたブラケットは アルミ5052の 厚み3.0mmになっております・・・。
今回のように90度曲げる場合は、ヤゲンの先にR(3R)をつけて、やさしく曲げて クラックのキッカケを少なくしてあげます・・・。
もっと細かい事を言いますと、 材料の「目」に対しても曲げる方向を垂直にずらしますと、これまたイイ方向です・・・。

そんな事考えつつ 造っております~。


下側ラジエータは、こんなんです・・・。
ブラケットは同じように、やさしく曲げてあげます・・・。   こちらにラバーが入るので、デカめの穴 あいとります・・・。

元々開いていた 差込口のメクラついでに、エア抜き用のⅯ6のネジ、切っときます~。


そして、装着。
こんなカンジです・・・。   タイヤ、プラグキャップ の干渉クリアランスは、まぁ何とかなりそうです~。 


さて。 「あとはどうやって 取り付けようかしら~???。」 と、ブラケットの形状を悩みます・・・。


一体式はムリ?そうでしたので、 SUS材にて 溶接構造にしました・・・。 
ハリを持たせるため、リブ入れときます~。

という訳で、次回に続きます・・・。


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